明治29年(1896)初めて品評会(陶器市)が開催された場所としても著名である。また、門前の観音堂に祀られる「御手の観音」は今も職人の信仰を集めている。更にその前に佇む墓碑は、皿山の歴史の中で起こった事件の一つ、嬉野次郎左衛門の逸話を伝えるものです。
陶磁器品評会は、香蘭社社長9代深川栄左衛門と有田磁器合資会社長田代呈一の主唱で、開催されたのが始まり。第1回の出品者141名、出品数784点。